お子様も大歓迎です!
2015,05,12 | Introduction, エトセトラ…
先日お客様とお話をしていたのお話です。お客様に「子供を連れて行ってもいいのですか?」と聞かれ、私はハッと気付かされました。
これは、もしかするとアルテリーベには、子供なんて連れてきてはいけない雰囲気が出てしまっているんだと思いました。
これには様々な考え方があるかと思います。大人のレストランだから、子供をお断りするレストランも見かけます。アルコールを飲んでいたり、グラマラスな雰囲気を出しているレストランで子供を連れてくるのはどうかといった考えもあります。
また生演奏を子供たちが聴けるのかという質問もいただきました。
この点に関しては、はっきり申し上げれます。私どもの音楽家はプロなので、クラシックしか弾けないということはありません。ジャズしかできないということもありません。お客様とお会いして、子供がいらしたら、アンパンマンでも、ジブリの曲でも、ディズニーの曲でも何でも弾きこなします。ですから子供たちも楽しめますし、生の演奏の素晴らしさを子供たちにも聞かせてあげたいというのが、アルテリーベの考えです。
夜の雰囲気もアルテリーベは健全な範囲です。もちろん大人の雰囲気もでていますが、子供たちには背伸びしていらしていただきたいです。
アルテリーベでは、今も「40年前に親に連れられて食べに来た」と当時のお話をしてくださるお客様がいらっしゃいます。当時いらしたお子様が懐かしく思っていただいて今に至っているというのは感慨深いものです。まさにAlte Liebe 古きを愛す,懐かしい思い出という意味のレストランの名前の通りです。
私もフランスで子供のころ、南仏のムーランドムージャンというレストランに行って、恰幅のいい支配人にサービスをしていただいた記憶が写真を通して今でも残っております。フランスでは子供を預けてディナーに行くこともよくあることですが、まだ日本の文化には馴染みが少ない習慣です。お子様がいらっしゃるから店から疎遠になってしまうなんてことないことを願います。
もちろん1~2才のお子様に、ベビーシッターを派遣するサービスも行うこともできます!そのあたりはご両親の判断にお任せします。
弊社の考えとしては、お子様大歓迎です。家族でぜひお越しください。お待ちしております。
アルテリーベ代表 日比生より
横浜マラソン2015
2015,03,14 | Introduction, エトセトラ…
明日は、記念すべき横浜初の市民参加型フルマラソンです。
ランナーだけでなく、横浜市民が期待に胸を膨らませる大きなイベントです。
コースもみなとみらい、赤レンガ倉庫、横浜三塔を廻って日本大通りを通り、後半はベイブリッジを眺めながら首都高を走るという特別なコースです。横浜市も気合十分ですね。
ランナーの皆様のご活躍期待しております!
明けましておめでとうございます!
2014,01,05 | Introduction
皆様、明けましておめでとうございます。
アルテリーベでは、新年をカウントダウンパーティで迎えました。。
この夜は、お客様全員と列車になってつながり輪になるのですが、実は2000年以前の昔のアルテリーベからの恒例の行事で、以前は毎晩のように行っていたようです。本当に皆様に喜んでいただけて、アルテリーベをやってきた生甲斐を感じることができました。
アルテリーベも今年で1965年の創業から49年を迎えます。本格的な生演奏を聴きながら、心を込めてお作りした料理を楽しめるお店は、横浜だけでなく都会を探しても、そうそうないと思います。そんな一癖も二癖もあるレストランですが、横浜にお越しいただいたときは、ぜひお気軽にお立ち寄り下さい。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。
秋の味覚…
2013,09,20 | Introduction
今年も夏が終わり、猛烈な残暑にもからっとした空気、そして台風の到来が季節の変わり目を知らせてくれています。
9月18日より秋のメニューがスタートしました。秋の実りを感じていただけるようなメニューに仕上がりました。
宜しくお願い申し上げます。
水上飛行艇の名残りを訪ねて…
2013,07,16 | Introduction, エトセトラ…
ミラノで開催されるウェディングドレスのフェアでドレスを買い付けのあと、最終日にミラノから家族と合流してマッジョーレ湖に行ってきたときのお話です。
ところで宮崎駿の映画の「紅の豚」皆様ご覧になったことはありますか?私の好きな映画の一つです。何がいいかというと、フランス語の吹替えで主人公にジャンレノを起用しているなどもいいのですが、何よりもあの紅の飛行艇が史実をかなり忠実に再現したものだからです。マッジョーレには、水上飛行艇は飛んでいませんが、今も水上飛行艇の痕跡は残されているのです。
映画の中では、女性を賭けて飛行艇で決闘するというのがクライマックスシーンなのですが、史実では1920年代から30年にかけて、シュナイダートロフィーという英米仏伊の4か国国別対抗の水上飛行艇のスピードレースが行われています。当時オリンピックゲームもなかった時代での国別対抗戦は、国旗発揚にもなり相当熱狂の渦に包まれたようです。まさに空と海のF1です。
水上飛行艇は、当時は次世代の移動手段とも考えられていました。最も早く移動できる手段だったことに加えて滑走路もいらずに気軽に湖、海に着水できる利点は、まさに理想の移動手段で、そしてレースに出場するパイロットたちは、英雄であこがれの的であったのです。
紅の豚では、設定がアドリア海になっているのですが、ジーナのレストラン付邸宅は、マッジョーレ湖の島だったのではないかと私は勝手に思っています。マッジョーレには観光船が行きかう島が3島あり、イゾラベッラやイゾラペスカトーレ、イゾラスペリオーレがあり、ベッラやスペリオーレは、ジーナのレストランのある島の邸宅に非常に趣が似ています。
そして、マッジョーレのストレーザという街には、なんと今も現存する”水上飛行艇のリストランテ”が存在するのです。ここは、ロープウェーの発着場に併設したリストランテというよりカフェみたいな場所で、ロープウェーで登れば、湖を山の上から見晴らすにも最適な場所です。今から7,80年前は、水上飛行艇がよく着水してパイロットたちが休息に来ていたそうです。そして、ポルコロッソも?ここに来ていたかもしれませんね…
水上飛行艇の話がなくても楽しい避暑地ですが、こんな空想に耽りながら愉しむのもまたおつなものです。