お料理と音楽のマリアージュ
アルテリーベでは富士山麓で採れた新鮮なくぬぎ鱒を直で仕入れています。
なぜくぬぎ鱒というかは、功刀さんが作っているから。非常にこだわりのある方で、鱒と言っても普通の鱒というよりは、海に戻って川に戻るような種類の鮭に近い品種を、薬なども一切使わず、富士の清水と贅沢な環境で育てております。功刀さんのホームページはこちらからご覧になれます。
アルテリーベでは、このお魚を低温で火入れして、小メロンとアルフォンソマンゴーと柑橘のオイルでお出ししています。
マリアージュは、シューベルトの「鱒」。うちのピアニストが軽やかに弾きこなします。シューベルトのトレモロと小メロンのカリカリ感の相性は素晴らしいのでは? と料理を音楽と合わせてみました。
ぜひご来店の際はお楽しみください♡
ワインは辛口なものよりフルーティなものが合うと思いますよ!
影の女王
2015,08,05 | お料理
本日はお芋のお話です。
今お出ししている夏のディナーメニューで紫芋を使ったヴィシソワーズをお出ししています。
紫芋の名は、Shadow Queen、影の女王です。中まで強そうな濃い紫色ですが、檸檬をかけると少し赤くなり、可愛げなところもあります。
この強そうな名前に惹かれ、紫色のヴィシソワーズを作ることにしました。
紫色なので、紫蘇の香る、花穂しそ、ムラメ、紫蘇オイルと紫蘇の香りをふんだんに使い、茶豆を加え、和のテイストに仕上げております。
それにしても誰がこんな名前の芋を命名したんでしょうね?
ちなみにおそらく同じ方が命名した、赤い芋はデストロイヤーです!
この芋は、外だけ赤く、中はおとなしい黄白色なので、皮を利用しないとお客様にわかっていただけない難しい芋です。