キングの塔

2014,08,27 | ウェディングについて

今日は挙式が出来る神奈川県庁(キングの塔)の会議室を初めて見学しました。829333_2430186_img
この建物は関東大震災後1928年に創建された歴史ある建造物で、フランク・ロイド ライトの様式と和洋混合の『帝冠様式』で国の登録有形文化財に指定されています。アルテリーベのある旧横浜商工奨励館は1929年に竣工されているので、震災復興とともにこの時代の歴史的建物がこの界隈に次々に建てられた輝かしい時代です。ニューグランドホテルも1929年に建てられ、氷川丸も30年に進水し、チャップリンが新婚旅行も兼ねて横浜からシアトルに乗船した頃です。想像するだけでもワクワクしますね!

3代目神奈川県庁舎 開港資料記念館所蔵

3代目神奈川県庁舎 開港資料記念館所蔵

でもさらに掘り下げると、現存する県庁舎は4代目に当たり、実はその前の1913年に建てられ、あえなく関東大震災で倒壊してしまった幻の第3代神奈川県庁舎にヨーロッパの香りがする建築美を感じていたので、本当のところ4代目の内装にもそこまでは期待していませんでした。ところが…

Prefecture
今回見学したのは、3階の大会議室と4階にある貴賓室です。まず中に入って異国情緒溢れる優れた建築美に度肝を抜かれました。祖先の知恵の結晶と本物の重厚感を肌で感じることが出来る、20世紀初頭にタイムスリップしたかのような空間です。4代目も凄かったの一言。

アルテリーベではこの舞台で感動のセレモニーが提案出来るよう準備を始めています。“本物を求めるカップル”にはおすすめの場所!横浜ならではの歴史を体感できるクラシカルで素敵な結婚式を挙げる事が出来ますよ!

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